未来デザインの講演会

6月22日、六本木の福岡市科学館で菅俊一さんの講演会を聞くことができた。

講演会の内容は気づく⇨考える⇨作るという

テーマのもの。

講演会で、菅さんがアイディアはいきなり天から降ってくるものでも、急に閃くものでもないとおっしゃっていて、どこか聞いたことのあるようなこのセリフがなかなか心に残っている。

もともと持って生まれた天才たちしかアイディアを出せないのなら、凡人たちは天才に敵わないことになる。それを認めることは嫌だとも言っていた。まぁ、認めたら凡人は何もできなくなるしねーと思ったり。

しかし重要なのはそこではなくて、日々の生活の中から少しの疑問であったり、興味を持ったり、何かに気づくということなのだろう。

その何かに気づかなければそこから先は何も生まれないわけで、気づくということが最初の重要な一歩だと感じた。

さらに菅さんが言っていた人間の先入観についての話はとても面白かった。個人的にめちゃめちゃあーゆー系の話は興味が湧いてくる。

僕が思う先入観とはほぼ全部のことがそれに値すると思う。生まれた時から、少しずつ親にいろんな情報を与えられ、いろんなものに触れ、感情を持ち始めた頃には先入観の能力は完璧に身につくのだろう。

まぁ、先入観は思い込みであって、みんな同じ先入観を持つわけではないと思う。

同じ先入観を持たない人が天才なのか?と思ったり。

気づく⇨考える⇨作るというこのテーマは他の分野でもいきてくる考えだと思う。

特に気づく⇨考えるは自然と頭の中でやっていることだと思う。

小さい頃、外の世界を何も知らない時、とてもワクワクした気持ちが毎日のようにあるように、新しいことに気づき、考えて、この世界のことを徐々に知っていったのだろう。

大人なった僕は小さい時のようなワクワク心が足りないように感じる。

多分、新しいことへの気づくということができてないのだろう。

もっともっと、いろんなもの気づいて、それについて考えていけたらもっと人生楽しくなりそうな気がする。